脳卒中

2013年10月16日

酒好きの女性に多い脳卒中を防ぐ食べ物。

「食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」 第254回

酒好きの女性、脳卒中に注意 
1日2合以上でリスク2倍と朝日新聞。

1日2合以上飲酒する女性は、
時々しか飲まない女性に比べて脳卒中の危険が
2倍以上高いことが、
国立がん研究センターなどの調査でわかりました。

研究班は岩手や長野など、
全国9カ所に住む4万7千人を
17年間調べたと朝日新聞は報道。

それによると
アルコールを週に300グラム以上
1日平均で日本酒で2合、
ビールなら大瓶2本以上をとる人は、
月に1〜3回しか飲まない人に比べて
脳卒中になる危険が2.3倍、
脳内出血に限ると2.85倍高かったと書いてます。

週に150〜299グラム
1日平均で日本酒で1〜2合未満、
ビールなら大瓶1〜2本未満も、
脳卒中の危険は1.55倍高かったと書いています。

女性は男性よりも小柄で
肝臓も小さいので、
アルコール代謝が遅いようですね。

このため、男性と同じ量を飲んでも
体にかかる負担は大きいというわけです。

研究班の池原賢代・大阪大特任助教は
近年、女性の飲酒は頻度も量も増えている。
女性は日本酒なら1日1合、
ビールなら大瓶1本未満を目安に
節酒を心がけて欲しいと話しているそうです。

それにしても近ごろの女性の飲みっぷりは凄いですね。

さて、脳卒中と呼ばれるものには
くも膜下出血・脳内出血・脳閉塞・一過性虚血
・高血圧性脳症があります。
   
いずれも血液の流れが悪くなり、
脳内の血管や中枢神経に障害が出ます。

突然手足が動かなくなったり
意識がなくなる発作が起こります。

脳卒中です。
脳卒中の主流は、いま
脳内出血から脳梗塞へと変化しているようです。

治療技術の進歩で、
年々脳卒中の死亡率は低下していますが、
逆に脳卒中にかかる人の数は増加しています。

酒好きの女性が多いせいでしょうか?

動脈硬化の原因となる高血圧、高脂血症、糖尿病などの
生活習慣病が増えてきたからでしょうか?

脳卒中がこわいのは命にかかわる危険があるからです。

発作によって全身マヒや半身マヒに…
寝たきりになるこわさもあります。

脳のなかに梗塞が出来て
痴呆症になるケースも多いようです。

予防には食生活を改める必要があります。
まず、三度の食事をきちんと食べることです。

栄養不足になると血管がもろくなり
発作の引き金になります。

とくに濃い味つけのものは避けてください。

塩はいけません。
減塩すれば確実に血圧を下げてくれますので
塩分は控えめにしてください。

ビタミン、ミネラルは過不足なくとりましょう。
栄養のバランスをつねに考え、食事をしてください。

食事療法で脳卒中を予防するには
タマネギを常用することです。

タマネギは血液をサラサラにする効果があります。
リンゴ、トマトも脳卒中の予防に効果があります。

民間療法では「昆布」を食べることをすすめています。

「ゴボウの昆布巻き」などは
毎日でも、あきずに食べることが出来ます。

昆布は高血圧症、動脈硬化に効きます。

ゴボウは新陳代謝を強め、
血液の循環を促す効果があります。

他におすすめしたい予防食は
「きくらげ、ゴボウ、ヒジキ、こんにゃくの炒め煮」

いずれも薬効があり、浄化作用があり、しかも低エネルギー
毎日食べて血をキレイにしてください。

先にも記しましたが
血液の浄化作用にはタマネギがいちばん。
ネギも有効です。

ニンジン、梅、こんにゃくも
積極的に食べていただきたい食材です。

脳卒中は、血管の老化で、
血管がキズつきやすくなって起こります。

血管の老化を防ぐためにもタンパク質の不足はいけません。
良質のタンパク質を十分とってください。

酒好きの女性の方は念のため
血圧は朝晩測定してください。

血圧が正常なら
脳卒中の危険は軽減、安心です。
   
では、また…。

◆お詫び
 しばらくお休みしていて申し訳ありません。
 勝手な事情により当分、不定期な配信になります。
 お許しください。(羅天海)

ratenkai at 13:06 この記事をクリップ!

2013年06月19日

「脳出血」予防の食事療法。

「食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」第248回  
  
「脳出血」という診断。

幸い「脳出血」の症状は軽く、
早期発見のため手術は免れたようです。

それでも3週間余、入院して
再発の防止と治療を受けていました。

いまはリハビリのため転院し
治療を継続しながら
リハビリに努めているようです。

脳の血管が詰まったり、破れたりして、
細胞に栄養が届かなくなる病気を「脳卒中」と言います。
  
症状は軽く、早期発見で手術は免れましたが
それでも一時的には半身のマヒ、手足のしびれ、
言語障害などが生じます。

脳の血管が詰まるのが脳梗塞。
脳の血管が破れるのが脳出血。
  
詰まって血液が流れなくなるのが脳梗塞。
脳の血管がもろくなり、破れて出血したりするのが脳出血。

いずれも脳のなかの血液の循環が
わるくなって起こる怖い病気です。

脳卒中にならないためには
日ごろから「食事」について、よく考えて
脳卒中の予防に備えることが重要です。

とくに高血圧と動脈硬化症に気をつけてください。

脳卒中の予防には「ゴボウ」がいちばんと
民間療法では言います。

ゴボウは新陳代謝を活発にし、
血液の循環を促し、
古い血を取り除きます。

したがって
きんぴらゴボウ、たたきゴボウを
つねに食べるように心がけることで
予防できます。

コンブも脳卒中の予防食として知られています。
民間療法では、おすすめの食品です。

「ごぼうのコンブ巻き」は
ゴボウとコンブの両方の相乗効果で
非常に大きい効果が期待できます。

血液の浄化作用で有名なのは「きくらげ」です。

低エネルギーで良質のタンパク質、それに
カルシウムが豊富に含まれています。

漢方食として
「きくらげとゴボウの炒め煮」があります。

きくらげを水に戻し、細切りにします。
ゴボウは薄切りのささがきにします。

ニンジンを薄切りにして、コンニャクは短冊にします。

材料をゴマ油で炒め、だし、
しょうゆを加えて弱火で煮ます。

水気がなくなったら強火にして、
手早く炒めたら出来上がり。

脳出血直後なら
切干大根を煎じて飲ませてください。
改善の妙薬となります。

脳卒中の予防、治療のためには
食生活は「雑穀玄米」のご飯がおすすめです。

玄米…6
ハトムギ、キビ、アワ、アズキなどの雑穀…4で
「雑穀玄米ご飯」を焚き
よく噛んで食べるようにしてください。

副食のおかずは
「ゴボウ、海藻類、大豆、ゴマ、しいたけ」が中心。

大豆は脳の血管回復に効果があります。

舌がこわばってうまく話ができないときには
大豆の水煮がよいと民間療法。

野菜、とくにゴボウ、レンコン、
タマネギ、ピーマン、パセリ、大根などなどを
上手に調理して食べてください。

タマネギは、
タマネギに含まれている成分が血栓を予防したり、
出来てしまった血栓を溶かす効果があります。

また、タマネギ半分で
善玉コレステロール値が上がるといわれています。

小魚、魚介類もしっかり食べましょう。
みそ汁、梅干しは欠かさないでください。

ニンジン、セロリ、パセリをジューサーで絞って
毎朝飲めば脳卒中の予防になります。

セロリとパセリには老廃物などのかたまりを
「溶かす成分」が多量に含まれています。

血栓を溶かす成分もあり効果的です。
手足のしびれをとるには

「ヨモギ」の煎じ汁が効くといいます。

脳卒中の予防食は
高血圧、動脈硬化の予防食にもなります。

では、また…。

ratenkai at 10:30 この記事をクリップ!
Profile
<羅天海>
    病気のほとんどは
    食べものが影響します。
    食べものが影響する病気は
    食べもので治ります。
    食べて元気になる体づくり、
    病気に負けない食べものの
    紹介を毎週お届けいたします。
記事検索
Archives
毎日の行動ポイント
毎朝、当日の気の動きを携帯へ
配信。登録は、こちら
九星占い
2017九星占い
QRコード
QRコード
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)