2013年12月04日
熱に効く食事療法。
皆さんお元気ですか?
2013年のカレンダーも最後の一枚になりました。
12月の声を聞いただけで、
なんとなく忙しく感じてしまします。
私事で恐縮ですが、仕事が集中していまして
このメルマガも不定期にさせていただいています。
いつもご覧いただいている方には大変申し訳なく
今回もお茶を濁したような食事療法でごめんなさい。
しばらく、不定期なままをお許しください。
さて、微熱があって体がだるい…という症状の電話がありました。
風邪やインフルエンザのように
急に高熱が出るのは
細菌やウイルスによる感染が原因ですが
そうでもないようです。
微熱があって、体がだるいというのは
体調不良のサインかも知れません。
血液の循環をよくして
体内の酵素をイキイキさせる必要があります。
熱があるなら、
いまが旬の冬大根の力を借りましょう。
大根は体内の熱を追い払うパワーがあります。
大根おろしとショウガおろしを器に入れ
しょうゆを加え、熱い番茶を注ぐだけで
簡単につくれます。
「大根湯」の作り方
大根おろし…大さじ山盛り3杯
ショウガおろし汁…小さじ1杯
しょうゆ…大さじ1杯を器に入れて
熱い番茶…200ccを注ぐ。
微熱の場合は2〜3回、続ければ熱はとれます。
高熱の場合で3〜4回、続けて飲めば熱はひきます。
急に高い熱が出たときも同じです。
飲むと驚くほど汗が出ます。
もし汗が出ないようなら
大根おろしとショウガおろしの量を増やしてください。
熱があってノドが痛いときには、
お鍋を用意して
大根…薄く輪切りにしたモノを3枚
レンコン…節を中心に輪切りしたモノを3枚
干しシイタケ…大3枚
しょうゆ…少々
水…カップ600cc
鍋に大根、レンコン、シイタケを入れ
水600ccを加え、火にかけます。
汁が半分程度に煮詰まったら
しょうゆで味つけをします。
これを熱いうちに飲みます。
冷めたら、あたためなおして
1日、3回に分けて飲んでください。
ノドの痛みが緩和されます。
「大根」は、台所の医薬品
つねに用意しておいて、いざと言うときに使ってください。
ついでにですが
風邪をひいたり、体調を崩しやすい寒い季節には、
栄養がいっぱいの冬野菜をたくさん食べてください。
白菜、大根、カブ、人参、青菜類などの冬野菜は
寒くなったり、霜にあたったりすると、
凍らないように糖度をあげます。
甘さが増して、より一層おいしくなるわけです。
冬の食卓に欠かせない冬野菜は体を温めて
風邪、インフルエンザの予防になります。
とくに大根や白菜、カブは毛細血管の機能や
血行を良くするビタミンCが豊富。
また豊富なカルシウムは
免疫力の低下を防いでくれます。
体によい冬野菜はご家庭の保健薬です。
たっぷり食べて寒い冬を乗り切ってください。
では、また…