2013年09月20日

精力のつく食べ物。

「食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」 第253回

「セックスに関する県民性」という調査のなかで
セックスレスに関する興味深いデータが公開されています。

調査は相模ゴム工業という会社が主体となって
47都道府県の20〜60代の
男女1万4100人を対象に行われました。(2013年度)

それによると
「自分はセックスレスだと思う」と回答した都道府県の
第1位は千葉県の59.2%、
 2位は愛知県で56.6%、
 3位は静岡県で56.2%となっています。

セックスレスだと思う率が最も低かったのは
47位の奈良県42.9%、
46位は兵庫県43.9%、
45位は鳥取県44.8%となっています。

いずれにせよセックスレス人口が増えているようです。

性生活の満足度についても調査が行われていて
「性生活の満足度が高い」都道府県は
1位 鹿児島県55.8%、
2位 山梨県 55.7%、
3位 福井県 54.8%。

「性生活の満足度が低い」都道府県は
47位 愛媛県46.2%、
同率で 茨城県46.2%、
45位 千葉県46.7%の順。

セックスレスランキングで
1位の千葉県は満足度では下から3番目にランクインしています。

セックスレスの
1カ月間のセックス回数については
全国平均 2.1回。

まったく交渉がないという
大きな数字は省かれているようです。

回数が多い都道府県は
1位 佐賀県2.79回、
2位 秋田県2.62回、
3位 沖縄県2.57回。

少ない都道府県は
47位 大阪府1.52回、
 同率で静岡県1.52回、
45位 滋賀県1.63回。
この数字をどう読み取ればいいのでしょうね。

こちらは元気のいい人たちの悩みです。
「精力をつけたい」
「精力のつく食べものは…?」という
中年の男性の質問。

精力の減退は老化とともに
といえば怒られそうですね。

しかし、精液を生産する前立腺は
中高年になれば硬化し、肥大化しますから
精液の分泌は低下して当然。
なかでも生活習慣病=成人病は
精力を極端に衰えさせます。

糖尿病、高血圧、心臓病などは
体力の低下で
精力の減退巾が大きくなります。

また、ストレスで精神的、心因的要因で
精力がなくなる場合が多くなっています。

それでも「がんばりたい」という人には
精力アップのための食事療法を伝授しましょう。

次に紹介する栄養素が含まれている食べ物を
たっぷりと摂取してください。

・亜鉛
 生殖機能を向上させ、
 精子の運動を活発にする働きがあるので
 「性のミネラル」ともいわれています。

 牡蠣、スルメなどの魚介類、
 ゴマ、カシューナッツ、
 ナチュラルチーズなどに多く含まれています。

・セレン
 これも亜鉛と同じく生殖機能のために大切な栄養素です。
 不足すると精子の数が減少し、
 精子の運動能力の低下につながります。

 わかさぎ、イワシなどの魚介類、
 卵、乳製品などに多く含まれています。

・鉄
 精子の形成と製造を促す働きがあります。

 海苔、ひじき、レバーなどに多く含まれています。

・マンガン
 精子の運動率を上げる働きがあります。

 玄米、栗、干し柿、パイナップルなどを始め、
 多くの植物性の食べ物に含まれています。

・ビタミンE
 男性ホルモンの分泌を活発にする働きがあります。

 にじます、ウナギ、鮎などの魚介類、
 アーモンド、カボチャなどに多く含まれています。

いちばんのオススメはニンニク。

しかし、ニンニクのあの臭いが…
と敬遠される方が多いのも事実。

ところがニンニクの、
あの臭いの元にもなっているアリシンという成分が重要。

ビタミンB1と結合してアリチアミンという成分に変化し、
体に吸収されると精力がみなぎるといいます。

民間でよく言われている
精力がつく食べものと言えばヌルヌルした食品です。

ヤマイモ、里芋、オクラ、納豆、卵…
あのウナギもヌルヌルしていますね。

スッポンも精力がつく食べものです。

キノコは精力がつく食べものではありませんが
血液がキレイになり体力がつくので、
精力アップにつながります。

 根っこの野菜を食べよ、とよく言います。

男根なんて言葉がありますが、
実際、根っこ野菜は精力がつく食べ物です。

レンコン、ゴボウ、ニンニクなども
精子の成分であるアルギニンが多く含まれます。

またニンジンには亜鉛が含まれます。

海のものでは定番のウナギのほか、
海のミルクでお馴染みの牡蠣(カキ)も精力がつきます。

肉類と卵も精力がつくでしょうね。

卵はタンパク質、鉄分、亜鉛、ビタミンEなどを含みます。
摂り過ぎはコレステロール値が上がりますので要注意、

肉類のなかで牛肉がおすすめ。
精力がつくかどうかは異論があるところですが
体が元気になるのは確かです。
  
オススメする理由は
牛肉のタンパク質は人間のタンパク質の構造に似ているからです。

また亜鉛を含むのも牛肉のポイント。
コレステロール値が上がるのが欠点で要注意。

気をつけたいのは精力を低下させる食品。
とくに化学化合物や添加物が多く含まれる加工食品は
避けたいですね。
  
精力に関係する大事な栄養素を壊してしまう要素があります。
  
また、クスリを多く服用している方は
その影響を受けることもあります。

タバコ、お酒の過剰摂取も精力減退に関わります。

セックレスの時代
男性諸君は精力をつけて男性の機能を高め、
セックスレスの回避に努めてください。

では、また…。

ratenkai at 11:33 この記事をクリップ!
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<羅天海>
    病気のほとんどは
    食べものが影響します。
    食べものが影響する病気は
    食べもので治ります。
    食べて元気になる体づくり、
    病気に負けない食べものの
    紹介を毎週お届けいたします。
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