2013年06月26日

腎臓病の食事療法。

「食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」第247回
  
神様に怒られそうな研究は始まろうとしています。

政府の総合科学技術会議の専門調査会は
動物の受精卵(胚)に人間のiPS細胞などを注入して
人間の臓器をもつ動物を作る研究を認めると言っています。

ブタなどの体内に人間の臓器をもつ動物が出来れば
移植医療に大きな進展をもたらすと言っていますが
人間と動物の垣根を越えた生命操作に恐ろしさを感じます。 
  
たとえば重篤な「腎臓病」患者にとっては
朗報だとの声もあがったとしても…

以前、ヒトのiPS細胞から腎臓の細胞をつくることに
京都大のグループが成功したというニュースがありました。

傷んだ腎臓の一部をiPS細胞からつくった細胞で補う
治療も考えられるという話でした。

そのときは再生医療の進歩に拍手しましたが
今回の動物の体内に…というのは
神様の領域を侵す行為に思えて不気味です。

さて、こちらは神様も認めてくださる食事療法の話。
「腎臓病」と「食生活」の話です。

腎臓は、ご存知のように
背中側の背骨の両側の腰のあたりに1個ずつあって
ソラマメのような形をしています。

腎臓は体をつねに良い状態に保つよう
働いてくれる臓器です。 

食べものを排毒する大切な臓器です。

腎臓病は軽度のうちは症状が現れても
なかなか気づきません。

症状の一つ、たんぱく尿や血尿も
検査でしか異常は見つかりません。

「むくみ」も腎臓病の症状の一つですが
放置される方が多いようです。

むくみは水分の排泄が十分に行われず、
身体の中に余分な水分が溜まるために起こります。

腎臓の機能が低下すると
体内の余分な水分や塩分が十分に排泄されず、
水分量のコントロールができなくなります。

体にたまった余分な水分が「むくみ」ですから
専門家は腎臓病を疑います。

もっとも「むくみ」は
腎臓の機能の低下以外の原因でも起こりますから
放置される方も少なくありません。

頭痛や肩こり、吐き気などの症状も
腎臓の機能の低下が原因と考えられます。

尿量が多くなったり、
尿量が減ってきていると感じたら
腎臓の機能の低下を疑ってください。

腎臓の機能低下を防ぐには「食事療法」です。
腎臓病と言われたら「食生活を見直す」ことです。

食事療法は症状によって違いますが、
一般には、たんぱく質や塩分を控え、
エネルギーを十分にとります。

場合によっては、
リンやカリウムの制限、
水分の制限を行う場合もあります。

たんぱく質を控えるのは
たんぱく質をとると老廃物が出ます。

これを排泄するには腎臓に負担がかかります。
だから控えるのです。

腎臓の負担を最小限に抑えるには、
良質の、たんぱく質を適量とることです。

体にとって良質なたんぱく質とは、
魚、肉、卵、大豆製品などです。

加工食品の八ム、べ一コンなど、
また、市販の調理済み食品、
冷凍食品などは塩分が多いので控えてください。

ご飯やめん類も、たんぱく質ですが
食べ過ぎないように注意が必要です。

しかし、食べることを控えるとエネルギーが不足します。

エネルギーが不足すると
せっかく摂取した、良質のたんぱく質を
有効に利用することができません。

腎臓病の人は、
指示されたエネルギー量を守ることが大切です。

肥満の場合は、
エネルギー(カロリー)を減らすことが求められます。

カリウムは腎臓から排出されるため、
症状によっては制限される場合があります。

かぼちゃ、トマトはカリウムが多いので注意。
バナナ、キウイ、メ□ンなども、カリウムが多いので注意。

パイナップル、みかん、りんごなどは
カリウムが少なめです。

海藻はカリウムが多いとされていますが、
通常食べる量なら、それほど気にする必要はありません。

塩分の取りすぎは腎臓に負担がかかります。

食事療法で、
とくに、おすすめしているのは「玄米スープ」です。

玄米を炒ってから長時間煮込みます。
煮込んだ玄米のエキスを搾り出したのが玄米クリーム。

この玄米クリームを水でのばしたものが
玄米スープです。

弱った腎臓の機能回復の効果があります。

自然医学で有名な森下敬一医学博士がすすめているのは、
「雑穀玄米ごはん」。

玄米…6  小豆…2  
ここにハトムギ、黒豆、あわなどの雑穀を加えてつくります。

利尿作用が働き、腎臓病の改善に役立ちます。

副食の「おかず」はゴボウのきんぴら、
薄あげと千切り大根の煮物、
それに、わかめのみそ汁を
毎日のように食べるようにすすめています。
  
腎臓病と診断されたら
食事は腹八分目を心がけ、
よく噛んで、ゆっくり食べることが重要です。

ぜひ、食生活を見直してください。

では、また…。

ratenkai at 10:30 この記事をクリップ!
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<羅天海>
    病気のほとんどは
    食べものが影響します。
    食べものが影響する病気は
    食べもので治ります。
    食べて元気になる体づくり、
    病気に負けない食べものの
    紹介を毎週お届けいたします。
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