2009年10月07日

お腹が張る人のために。

食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」第84回

お腹(なかが)が張って仕方ないんですけど…

お腹の張りの原因は大きく分けて4つあります。
・胃や腸の内容物が増える場合
・器官のどこかが大きくなっている場合
・お腹の中にデキモノができている場合
・お腹に水がたまる場合。
  
しかし、ほとんどは胃や腸の内容物が増える場合で
それも大腸の中にガスがたまっている場合です。

大腸は、食べものを消化、吸収します。
そして、栄養分や水分を吸収しています。
吸収したその残りは便となって排出されます。

その残りカスが
大腸内に長期間滞在していたり、
悪玉菌が増殖してしまうと悪臭を放つガスが発生します。
このガスがお腹の張りの原因となります。

ガスがたまる原因は食べもののバランスがわるいからです。

大腸の中には善玉菌、悪玉菌などの
細菌がたくさんすみついています。

腸内環境がよければ善玉菌が多く
わるければ悪玉菌のほうが多くなります。

食べもののバランスがが崩れると悪玉菌が増え
ガスが発生して、お腹が張ります。

腸の動きがわるいと悪玉菌が増えます。
防ぐには…
・肉料理を控えて魚料理を食べること。
・海藻類を食べること。
・葉っぱ野菜を食べることです。

腸の動きがわるくなるのは
食べもののバランスがわるいからですが、
ほかにも原因があります。

ストレスです。
ストレスが溜まってイライラすると
腸の動きがわるくなります。

便意を我慢するのも原因です。
便が腸内に停滞してしまいますので
悪玉菌が繁殖して、
ガスがたまってしまいます。

したがって腸の動きを良くするためには
・便意は我慢しないこと。
・ストレスをためないこと。
・適度な運動をすることです。

食べものの消化不良にも十分気をつけてください。

1回の食事でたくさん食べてしまうと、
胃での消化が間に合わずに、
食べものがそのまま腸に入ってしまいます。

未消化物は悪玉菌の大好物のため、
これが原因でガスが発生してしまいます。

一度にたくさん食べ過ぎないよう注意してください。
また、偏食はいけません。

腸ではなく胃にガスがたまって、
お腹に張りを感じることがあります。
呑気症(どんきしょう)と言います。

緊張すると空気を飲み込んでしまったり、
食べものと一緒に空気を飲み込んでしまって
お腹に張りを感じてしまう場合です。

ガスが原因ではないため、
空気を飲み込まないように注意するだけで
お腹の張りを軽減させることができます。

お腹がすいて、
お腹が「グー、ゴロゴロ」と鳴るのは
胃や大腸の中をガスが移動しているためです。

空腹になると胃や腸の動きが活発になるので、
腸内のガスも動いて押し出されるわけです。

お腹の調子がわるいときも「ゴロゴロ」と鳴ります。
ガスが移動しているので心配は要りません。
  
おならをガマンする人が多いようですが
おならはガマンしてはいけません。

大腸で発生したガスは、
おならとして体外に排出されるのは自然の道理です。
それをガマンしてしまうと、
ガスが腸内にたまり、
毛細血管から体内に吸収され、
血液に混ざって体中を駆け巡ることになってしまいます。

その結果、
ガスは体のいろいろな場所で排出されるようになります。

体臭や口臭などの原因にもなりますので
出来る限り、おならはガマンしないでください。

おならをガマンすると
腎臓や肝臓に負担がかかります。
肌荒れの原因になりますのでガマンは禁物です。

おならが出そうになったら、
トイレに駆け込むという方法もあります。

民間療法では
お腹の張りは酸っぱいものを食べて解消します。

酸っぱいものを食べると
口の中だけでなく、腸も刺激されて
ガスが出やすくなります。

酸っぱいものに含まれているクエン酸は、
殺菌作用もありますので
腸内の悪玉菌の増殖をおさえてくれます。

梅干、酢、それにレモンが含まれた飲みものは、
お腹の張りに効果があります。

食べるとガスが出るものは
お腹の張りと関係していますので控えたほうがよろしい。

サツマイモなどの芋類を食べると
ガスが出やすくなります。

芋類は分解に時間がかかるため、
ガスが発生しやすくなるわけです。

芋類は
なるべく食べないようにしてください。

お腹が張って痛むようなときは
食事療法では「梅しょう番茶」をつくります。
温かくて塩気のある飲みものが効きます。

・梅干し…1個 ・しょうゆ…小さじ1
・ショウガ汁…3滴 ・三年番茶…適量

お腹が張る感じは、同じようでも
・器官のどこかが大きくなっている場合
・お腹の中にデキモノができている場合
・お腹に水がたまっている場合などは
重大な病気が隠れていると考えていいでしょう。

「おかしいなぁ」と思われたら病院で診てもらってください。

・全身倦怠感、食欲不振、吐き気があれば
 肝硬変、腸閉塞、すい炎などが疑われます。

・強い腹痛があったら
 腸閉塞、腸捻転、卵巣のう腫、すい炎などが疑われます。

・貧血、黄疸、むくみ、食欲低下、吐き気などをともなうなら
 肝臓、胆のう、胆道の病気が疑われます。

ほかにも生理痛などで、お腹が張る場合があります。
   
では、また…。

ratenkai at 10:45 この記事をクリップ!
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<羅天海>
    病気のほとんどは
    食べものが影響します。
    食べものが影響する病気は
    食べもので治ります。
    食べて元気になる体づくり、
    病気に負けない食べものの
    紹介を毎週お届けいたします。
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