2009年09月30日

ヘルペスのための食事療法。

食べて元気。食べて治す。ー実践・食事療法ー」第83回

「目にヘルペスができた!」

「目にもヘルペスが出来るなんて…」

随分、お疲れだったんでしょうね。
まずは、十分栄養を摂って、
ゆっくり休息し、疲労回復に努められることです。

目のヘルペスは
ものもらいとはレベルが違います。

したがって、お医者さんの指示に従って、
しっかりと、治療することが重要です。

また、治療が完治するまで
ご自分の判断で、勝手に治療を中断してはいけません。

目に出るヘルペスウィルスは、
基本的に人にはうつりません。

体力が落ちたとき、
疲れで免疫が落ちたときなどに、
体のなかで、一番弱いところの神経を刺激し、
水疱による痛みを発症します。

それが「目」だったわけです。

一般的にヘルペスは、
症状が軽い場合は、薬ですぐ治ります。

処置が遅いと長引きますので、
早急にお医者さんに診てもらうことです。

初期の場合は、飲み薬だけで治ります。
ひどい場合は、目薬や、軟膏が処方されます。

角膜に移った場合は症状が重くなりますので
お医者さんの指示に従って、しっかり治療してください。

ヘルペスは、こわい病気のように思われていますが、
皮膚や粘膜に水ぶくれができる、
ごく一般的な病気です。

ただ、ヘルペスといっても、
単純ヘルペスと帯状疱疹ヘルペスがあって
病原体が違います。

単純ヘルペスは、
通常粘膜皮膚移行部と言われる部位にできます。

たとえば唇、口内の場合
赤い唇と白い唇の境界線上にできるのが一般的です。

口内の舌にできるということは、まず、ありません。

ところが帯状疱疹ヘルペスは「舌」にできます。
舌にできると食事もままになりません。

通常舌の右半分とか左半分が
ヒドイ口内炎になり、舌だけでなく、
頬粘膜や下あごの歯肉などにも症状が出る可能性があります。

普通、帯状疱疹は胸や腹に起こりやすく
しかも、片側だけにできます。

鎮痛剤、ビタミンB1、局所に抗生物質の軟膏を塗ります。

食事療法、民間療法では
「リジン」の摂取を第一に考えています。

リジンは牛乳から発見された「必須アミノ酸」で
食べ物から摂取する必要があります。

リジンを含む食品は
魚介類、小麦胚芽、蕎麦、大豆製品、肉類全般、
卵、牛乳、チーズなどです。
動物性タンパク質に多く含まれています。

リジンは単純ヘルペスウイルスによる疱疹を予防したり
改善する効果があります。

摂ってはいけない食品は「アルギニン」です。
ヘルペスの発生を促進する作用があります。

アルギニンを含む食品はナッツ類、大豆製品、
チョコレート、エビ、牛肉、鶏肉、ゴマ、レーズンなどに
含まれています。

食品にはリジンもアルギニンも含まれているものが多く
リジンだけ摂るのは難しいようです。

したがって、なるべくカフェインの入っているものや
ナッツ類、チョコレートなどは食べないでください。

残念ながら、帯状疱疹ヘルペスに有効な食事療法
民間療法は見当たりません。

おすすめは、ヒフともっとも関係の深い
ビタミンB1、B2の摂取です。

ビタミンB1、B2の多い食品を積極的に食べてください。
パセリ、うなぎ、大豆、
春菊、貝柱、サンマ、サバ、などなど…。
  
では、また…。

ratenkai at 10:26 この記事をクリップ!
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<羅天海>
    病気のほとんどは
    食べものが影響します。
    食べものが影響する病気は
    食べもので治ります。
    食べて元気になる体づくり、
    病気に負けない食べものの
    紹介を毎週お届けいたします。
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